妊娠が発覚すると、とても嬉しく幸せな気持ちになりますよね。
愛する人との子どもを授かり、家族が増えると考えただけでとても愛おしい気持ちになります。
しかし嬉しい・楽しいと併せて「不安な気持ち」もありますよね。
初めてパパ・ママになるときは誰しも不安な気持ちがあります。
今回は妊娠がわかってから何をすべきなのか、パパ・ママのはじめかたをご紹介します。
妊娠がわかってから夫婦ですぐ行うべき準備とは?
妊娠がわかってから目に見えてすぐに日常生活が変わることは少ないため実感が湧きにくいという方もいるでしょう。
体型の変化などももう少し先から始まる場合がほとんどなので無理もありません。
しかし、妊娠がわかってからすぐに準備をしないと間に合わないことも多々あります!
「まずは何をすればいいの?」がと分からない新米パパママのためにこれはやっておいたほうがいいということを紹介します。
予定日や産休・育休の日程計算
検査薬で妊娠陽性だけの場合は産婦人科を受診し、予定日の計算をしてもらいましょう。
なぜ産婦人科でかといえば、検査薬だけでは妊娠の確定ができない場合があるからです。
予定日の計算ができたら、会社の就業規則などを確認して産休・育休の日程も計画して早めに申し出るようにしましょう。
本来はあってはならないことですが会社や環境によっては直前になると取得の日程が合わなくなったり、つわりなど妊娠初期の体調不良に対する理解が得られにくくなる場合もあります。
繁忙期や決算などが重なる場合はそれらも考慮して伝えると尚良しです。
妊娠届を出して母子手帳を取得する
妊娠届は自治体によっては産婦人科を受診して胎児の心拍を確認してからでないと出すことができません。
6週を過ぎた頃くらいから確認できるようになることが多いようです。
自治体により提出方法や書式が異なる為、併せて確認しましょう。
また、提出した際に産婦人科受診料の助成に関する資料を受け取れることが多いようです。
その「妊娠届出書」と引き換えに「母子健康手帳」を受け取ることができます。
産みたい病院をリサーチしたり、予約する
初めての妊娠・出産だとなおさら不安であったりこだわりがある場合もあると思います。
また、口コミなどをみて決めたいという方もいるのではないでしょうか。
人気の病院であればリピーターなどが妊娠が分かってからすぐに予約する事も多いためこのタイミングで病院選びを始めることをおすすめします。
病院によって料金や部屋、ビフォア・アフターケアなど様々です。
ですが納得のいく病院で安心して出産・入院したいですよね。
風疹の抗体を調べる
通常妊活を始めるタイミングで風疹の予防接種歴や抗体を血液検査で調べたりします。
しかし、妊娠のタイミングによっては抗体が確認できる前だったということもあるでしょう。
風疹は風疹ウイルスによって引き起こされるウイルス性の急性湿疹感染症です。
妊婦は重症化しやすいため注意が必要です。
妊娠が発覚してからは予防接種が受けられないため、妊活の時点で抗体検査をし抗体が不十分の場合は予防接種をしておくべきです。
母子手帳を見ると幼いころ予防接種をしているから大丈夫、と考えるのは実は間違いで、まれに抗体が少なくなってしまっていることがあるため気を付けましょう。
また、なぜこの時期かというと、風疹ウイルスはヒトからヒトに感染するため予防接種がまだであってもこの時点で抗体が足りないとわかることができれば早い段階で本人・家族から予防ができるからです。
経済的計画を立てる
産休中に受け取れる出産手当金、育休中に受け取れる育児休業給付金に加え出産時、出産後に受け取れる地域特有の補助金などリサーチしたり、役場に問い合わせたりしてみましょう。
共働きの家庭では特に家計は大切なポイントです。
また、産むときだけでなく定期健診などでもその都度お金がかかります。
お金を工面するにも時間に余裕が必要なのでこの時期から夫婦で計画していくことをおすすめします。
旦那からパパになるために夫は何をすべき?
妊娠発覚から出産までに夫婦で行うことは経済計画や行政手続きから母子の体調管理までたくさんあります。
しかし初めての妊娠・出産の際は特にですが、男性は自分自身の身体の変化ではないため女性よりも「親になる」という実感が湧きにくいともいわれています。
この温度差で夫婦の関係が悪くなったり、女性に負担をかけすぎないようにパパになる準備をしっかりしていきましょう!
妊娠や母体の体調について知識を付ける
妊娠や母体の体調について最初から深く知っているという男性は少ないと思います。
でも大丈夫です、今から知識を付けていけば良いのです。でもどうやって?と思いますよね。
そこでおすすめの方法を2つ紹介します。
・妊婦用のアプリを入手して学ぶ
予定日を入力すれば逆算して妊婦の心身の体調などを予測してくれるアプリが人気です。
赤ちゃんが今どのような状況なのか、母体はどのように感じやすいのかなどを見ることができます。
もちろん直接聞いてコミュニケーションをとることも大事ですが基礎知識は持っておきたいものです。
・インターネットや本でリサーチ
インターネットや本はどこでも見ることができます。実体験なども豊富に紹介されていますので参考にしてみましょう。
インターネットや本で「こんなことが書いてあった」など会話のきっかけにすれば夫婦関係もよくなりますし、一緒に調べてくれているという姿勢だけでうれしいと思いますよ。
家事や家電の使い勝手をマスターしておく
女性は妊娠初期からつわりや腰痛などでとても大変です。
また、だんだんお腹がでてくるとお腹も重くなって動きにくくなり、家事も大変になります。
普段から家事を分担していればいいのですが一人で家事をしたことがない、なんてことにならないように今のうちからサポートしながら学んでいきましょう。
洗濯機の使い方や洗剤の量など、分かるでしょうか?入院期間~退院直後は特に、パパの活躍が欠かせません!
検診にはできるだけ一緒に行く
夫婦で同じ知識を得て共有することもできますし、いざとなったら旦那さんも焦らずに対応できます。
胎児の発育状況を確認するだけでなく産婦人科の先生や看護師さん、助産師さん、先輩ママなどから親になるにあたり重要な情報を得ることができます。
その地域ならではのお得な情報などもゲットできるかもしれません。
なにより父親になるという自覚が芽生えます。
旦那さんも当事者意識を持つことが奥さんの精神面にとってもとても大事なのです。
しっかり準備してパパママをはじめましょう!
パパママになるためにはたくさんの準備が必要です。
しかし焦る必要はありません。下記の事柄は二人で協力して進めていきましょう。
予定日や産休・育休の日程計算
妊娠届を出して母子手帳を取得する
産みたい病院をリサーチしたり、予約する
風疹の抗体を調べる
経済的計画を立てる
また、パパは進んでこれらのことを行ってみてください。
妊娠や母体の体調について知識を付ける
家事や家電の使い勝手をマスターしておく
検診にはできるだけ一緒に行く
妊娠・出産・育児は全て夫婦で行うものです。
コミュニケーションをしっかりとりつつ歩み寄っていきましょう。