待望の子供が生まれて喜びもつかの間、多くのママが産後に体調不良で苦しんでいるのをご存知でしょうか?
体調不良になりながらも、子供が最優先で懸命に育児する毎日!中には頑張り過ぎで体調を悪化させて、育児できなくなる人もいます。
そこで今回は産後に陥りやすい体調とその解消法4選を紹介するので、産後に体調不良で困らないように事前に知識を吸収しましょう!
寝不足で大ピンチ?産後に待ち受ける過酷な現実!
産後の育児はどんなものかイメージできていますか?
新生児はまだ昼夜の区別が無く、2~3時間おきに授乳が必要です。さらに、夜泣きすることもあり、ママは寝不足で限界寸前!
寝不足くらい子供への愛情で乗り越えられると楽観視しがちですが、寝不足が原因で恐ろしい2つの病気にかかることあります。
今回はその症状と解消法を紹介するので、上手く産後の育児を乗り切りましょう!
寝不足で自律神経が乱れる?病院の検査で異常なしでも要注意!
自律神経失調症という病気を知っていますか?
倦怠感・疲労感・息切れ・動悸・めまい・頭痛・吐き気などさまざまな症状が出る病気です。病院の検査で異常なしでも、これらの症状が出ているなら自律神経失調症の可能性があり!
特に産後は寝不足や女性ホルモンの急激な減少で、自律神経が乱れます。新生児の授乳や夜泣きに加え家事や掃除と精一杯なのに、倦怠感や疲労感に襲われて辛くないですか?頑張らなきゃいけないと、一人で抱え込まないでください!
自律神経失調症は生活習慣の乱れやストレスが原因で、薬などでも治療できる病気です。また、家事や掃除をある程度手抜きして睡眠時間を確保する人も多いです。
自律神経失調症かも知れないと思ったら、かかりつけ医に相談しましょう!
産後うつ病を発症?寝不足なのに寝られない負の連鎖!
自分がまさか産後うつ病にかかるなんて思ってもないですよね?
気分の浮き沈み・涙が出てくる・不眠・倦怠感・疲労感・子供に愛情を持てなくなるなどさまざまな症状が出る病気です。産後うつ病の原因ははっきりと分かっていませんが、寝不足による疲労蓄積も一つの原因だと言われています。
新生児の授乳や夜泣きで寝不足のはずなのに、寝付けなかったり、途中で起きてしまったりすることはありませんか?放っておくと疲労が蓄積して、子供に愛情を持てなくなるまで悪化してしまうかも知れませんよ。
産後うつ病かも知れないと思ったら、まずは家族や市役所の保育コンシェルジュに相談して、それでも症状が改善しない時はかかりつけ医で治療を受けましょう!
お腹が痛い!その腹痛、放っておくと大変なことになります!
産後、腹痛に悩まされる人が多いですが、放っておいて良い腹痛と放っておくと大変なことになる腹痛があります!
腹痛くらい我慢すれば良いと思うかも知れませんが、母体の回復を遅らせる原因にもなるので注意が必要です。今回は産後に経験しやすい2つの腹痛とその解消法を紹介するので、腹痛が起こった時に正しく対処してくださいね。
産後にも陣痛が来るの?後陣痛って何?
産後に小さな陣痛が来るのを知っていますか?
後陣痛とは産後、大きくなった子宮を元の大きさに戻す為に子宮収縮が起こる現象です。生理痛のようなチクチクした痛みがほとんどですが、酷い痛みで薬の処方が必要になることもあります。
お腹が痛い時は、湯たんぽやカイロなどで温めてあげると痛みが緩和しますよ!産後2~3日がピークですが、酷い痛みや発熱、悪路が多いときはかかりつけ医に相談しましょう!
母体の回復を遅らせる?あなどれない便秘解消法!
便秘は3日以上便が出ていないまたは、残便感がある状態のことを言います。
特に産後は術後の痛みでいきめないので、便秘になる人も多いです。妊娠前から便秘の人は元の状態に戻っただけと思うかも知れませんが、便秘が原因で子宮や骨盤の回復が妨げられます。
なので、便秘にならないように水分補給や食事に気を付けたり、お腹を優しくマッサージしてください。それでも便秘になってしまった時は、かかりつけ医に相談しましょう!
産後に無理は禁物!体調不良を感じたらかかりつけ医に相談を!
今回は自律神経失調症・産後うつ病・後陣痛・便秘について紹介しました。
寝不足が自律神経失調症や産後うつ病に繋がることがあるので、家事や掃除をある程度手抜きして睡眠時間を確保するのも得策です。また、後陣痛になった時はお腹を湯たんぽやカイロなどで温めたり、便秘になった時は水分補給や食事、マッサージを試したりしてください。
新生児の授乳や夜泣きで寝不足になったり、後陣痛や便秘で腹痛になったりと産後のママにはたくさんの試練が待ち受けます。ママが体調不良になってしまっては子育てにも影響するので、産後に無理は禁物!もしも体調不良を感じたら我慢せずにかかりつけ医に相談してください。
子供が最優先ですが、産後の体も大切に上手く育児を乗り切りましょう!