妊娠が発覚したら嬉しくて早く周りへ報告をしたい反面、安定期までは不安も付き物ですよね。今日は、特に身近な存在の親への妊娠報告のタイミングについて、先輩ママの経験談を交えて紹介します。
また、実親と義親でいつ報告するのか、誰が報告するのかも変わってきますので、それぞれ分けて紹介していきますね。
実親への妊娠報告
最初は実親への妊娠報告についてです。義親への妊娠報告はしづらいけど、実親には気軽に報告できそうという方は多いはず。ここでは実親に早めに報告してよかったパターンと、安定期に入ってからの報告のパターンをそれぞれ紹介します。
最後に実親へ妊娠報告をする時に気をつけたいことも紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
早めの報告でよかったこと
つわりで体調が悪い時に助けてもらえた
不安な気持ちを相談できた
初めての妊娠は、幸せと共に何をどうしたらいいのかわからない不安も襲ってきますよね。周りに相談したいと思っても、流産の危険性のある妊娠初期だとあまり周りにも相談しずらく、そんな時頼りになるのが実母の存在です。
妊娠検査薬で妊娠が判明してからすぐに報告したという方もいますし、念のため病院で心拍が確認できた8週目頃に妊娠報告したという方もいました。あまり周りに言えない妊娠初期の頃は、実母は良き相談相手になってくれます。
中にはつわりが重く、落ち着くまで実家に帰ってお世話になるという方もいましたし、先に実母にだけ妊娠報告を行い、実父には安定期入ってからという方もいました。
安定期に入ってからの報告
実親と遠方で日頃から頻繁に連絡を取らない方は、安定期に入ってから妊娠報告というパターンが多いです。妊娠報告は万が一流産してしまった場合、同じだけ悲しい報告もしなければいけなくなりますので、慎重になる方はとても多いですよね。
早めの妊娠報告の良い点は、周りからサポートをしてもらえることですので、そのサポートが期待できなければゆっくり安定期を待ってからでも十分でしょう。親だから早く報告しなければいけないということもありませんし、そこは親との関係性を考えてご自身で決めて大丈夫です。
ただし、里帰り出産を考えていたり、上の子を両親に預けたりしたい場合は、特に働いている両親だと調整が必要になってきますので、あまり妊娠報告が遅くならないようにしましょう。
実親へ妊娠報告する時に気をつけること
旦那さんに確認してから伝える
義親への妊娠報告とタイミングが違う時は注意
実親に妊娠報告をする時は、上記2点に気をつけましょう。
いくら自身の親への報告とはいえ、旦那さんに何も言わずに報告するのは本人もいい気はしません。逆に旦那さんが義親に勝手に報告していたら、「勝手に言って…」と嫌な気持ちになりますよね。
実親及び義親への妊娠報告は同時が好ましいと言われていますが、現実問題サポートをしてもらうために実親だけ先となることが多いです。そういう場合、後から義親に「なんでお嫁さんの両親はうちより先に報告なの!」とやたらな火種にならないよう、実親に事情を伝えておくと安心できます。
例えば出産後、両家で顔を合わせた際に「つわりの時は実家で寝泊まりしてて大変だったねぇ」などと言って、義親から「うちは安定期入ってからの報告だったわよね!?」などとならないよう気をつけましょう。
義親への妊娠報告
次に義親への妊娠報告についてです。おそらく多くの方が悩むのは、実親よりも義親への妊娠報告でしょう。
義親への妊娠報告に関して注意したいのは3つです。それでは、それぞれポイントを押さえておきましょう。
義親へは旦那さんから妊娠報告してもらおう
義親への報告はお嫁さんとの仲の良さで色々と変わってきますが、義親への妊娠報告は旦那さんからしてもらうのが良いでしょう。顔を合わせて直接報告ができればベストですが、難しい場合は電話でも問題ありません。
義親へ伝えるタイミングは、万が一の時に悲しませたくないということもあり安定期に入ってからという方が多い印象です。
実親への妊娠報告とタイミングは違ってもOK
もちろん同タイミングで実親と義親に妊娠報告ができれば良いですが、妊娠中頼りやすい実親が先になってしまうこともあります。ですので、先にもお伝えしましたが妊娠報告のタイミングは、実親と義親で違っても大丈夫です。
ただし「うちの方が報告が後だった」と両家間に角が立ってしまわないよう、相手に知られることのないよう配慮だけは忘れずにしておきましょう。
もしくは「妊娠初期に妊娠報告をすると万が一の時に悲しませてしまうと思って…」と、後から気持ちを素直に伝えてみるものいいですね。
義親へ妊娠報告する時に気をつけること
遅くなり過ぎないよう気をつける
遠方に住んでいたり、普段あまり連絡を取っていないとつい妊娠報告が遅くなってしまうこともあります。ただし、妊娠報告があまりにも遅いと「こんな直前に!」とお怒りの言葉をもらってしまうことも…
早すぎるとぬか喜びになる可能性もありますし、あまりに遅いとそれはそれでもっと早く報告しなさいとなってしまうため、安定期過ぎたら早めに報告タイミングについて旦那さんと相談しておいてくださいね。
妊娠報告のタイミングに正解はない
親へ妊娠報告をするタイミングに正解はありません。
日本産科婦人科学会によると、妊娠全体の約15%が流産をしてしまうと言われており、その内妊娠12週以内の流産が8割を占めています。
参考:http://www.jsog.or.jp/modules/diseases/index.php?content_id=4
そのためもしものことを考えて、妊娠報告は妊娠12週を越えた安定期に入ってからという方がほとんどです。早く報告したい方、安定期に入ってから報告したい方、どちらもそれぞれ正解ですので、夫婦でよく話し合って報告タイミングを決めるようにしてくださいね。