幼いころから絵本に親しんでもらいたい、そう考えているパパママも多いはず。
とはいえ、赤ちゃんのうちから絵本を読み聞かせてもいいの? と思ってしまいますよね。
赤ちゃんへの読み聞かせはいつから始めればいい? 赤ちゃんに読み聞かせをする効果は? など、赤ちゃんに絵本を取り入れる際の疑問についてお応えします!
赤ちゃんにおすすめの絵本もご紹介するので、参考にしてみてくださいね。
赤ちゃんに絵本の読み聞かせはいつから始める?
赤ちゃんはまだ言葉もわからないし、絵本の読み聞かせをしてもあまり意味がないのでは? と感じてしまいますよね。
早い時期から絵本に親しんでもらいたいと思う反面、赤ちゃんに絵本の読み聞かせをするのはまだ早いのでは、と思うのも事実。
いつから赤ちゃんに読み聞かせをすればいいか迷っている人ために、おすすめの時期についてご紹介します。
早い人は妊娠中から
絵本の読み聞かせは、早い人だと妊娠中から行っている人も。
お腹の中にいても、ママの声はもちろんパパの声もよく聞こえています。
お腹の中の赤ちゃんとのコミュニケーションのひとつとして、話しかけるような感覚で読み聞かせをしてみてはいかがでしょう。
妊娠中から絵本の読み聞かせをするなら、ママが読んでいて心地よくなるような、温かいストーリのものを選ぶのがおすすめです。
生まれてすぐに
赤ちゃんが生まれてすぐから、絵本の読み聞かせをするパパママもたくさんいます。
赤ちゃんが安心できるように子守歌を歌うように、絵本の読み聞かせをするのもおすすめなんですよ。
パパママの優しい声で絵本を読んであげることで、五感を刺激するのにも役立ちます。
ストーリー性のあるものよりも、リズム感のある言葉を使った内容や、カラフルな色をたくさん使った絵本を選ぶといいでしょう。
生後3ヶ月ころから
赤ちゃんが生後3ヶ月くらいになると、あやすと声を出して笑ったり「あーうー」と喃語が増えたりしますよね。
このころになると、いろいろなものに興味を持ち始めるので、絵本を読み始めるのにもぴったりな時期。
生後10ヶ月くらいになると、大人の言葉を理解できるようになりますが、生後3ヶ月くらいはまだ内容まではわかりません。
いないいないばあ遊びなど、見て楽しめる絵本がおすすめですよ。
赤ちゃんに絵本の読み聞かせをする3つの効果
絵本の読み聞かせをすることで、赤ちゃんにどのような効果があるのか、ということも気になりますよね。
ただ絵本をなんとなく読むのではなく、赤ちゃんに読み聞かせをする効果をきちんと知ることで、もっと楽しく絵本の読み聞かせができるはずですよ!
ここでは赤ちゃんに絵本の読み聞かせをする効果について見ていきましょう。
親子のコミュニケーションになる
まだ言葉のわからない赤ちゃんに絵本の読み聞かせをする一番のメリットは、親子のコミュニケーションです。
赤ちゃんを抱っこして話しかけるように絵本を読むことで、赤ちゃんはパパママの声をしっかり認識できるようになります。
生まれたばかりの赤ちゃんと、どのようにコミュニケーションを取ればいいかわからない、という人にこそ、触れ合いの時間にぜひ絵本を取り入れてみてください。
五感の刺激になる
生まれたてすぐの赤ちゃんは、まだよく目が見えていません。
もちろん言葉もわかりません。
それでも赤ちゃんは刺激を求めていて、見えるものや音に興味を持っています。
カラフルな色を使った絵本で、たくさんの言葉を語りかけることで、赤ちゃんの五感をたっぷり刺激できますよ。
赤ちゃんの好奇心をくすぐるきっかけにもなるはずです。
集中力がアップする
集中力のある子どもに育ってもらいたい、そう考えているパパママも多いはず。
赤ちゃんのうちから絵本に親しんでいると、集中力をアップさせるのにも役立ちますよ。
寝る前に1冊、おやつを食べたら1冊、など、読む習慣を付けておくことで、自然と集中力が身につきます。
子どもの興味がある内容の絵本を選ぶのもポイントです。
赤ちゃんにおすすめの絵本3選
赤ちゃんに絵本の読み聞かせをしてあげたいけど、絵本の種類が多すぎて迷ってしまう、という人もいるのではないでしょうか。
赤ちゃんに絵本の読み聞かせをするなら、ページ数が少なくわかりやすい内容のものを選ぶのがカギ!
ここでは赤ちゃんにおすすめの絵本を3冊ご紹介します。
どれもロングセラー絵本なので、ぜひ読んであげてくださいね。
しましまぐるぐる/かしわらあきお
赤ちゃんが注目しやすい黒をベースに、赤や青などカラフルでコントラストが強い色をたくさん使った絵本。
赤ちゃんが生まれてすぐに反応する、顔やしま模様、渦巻きのイラストで楽しく読み聞かせができますよ。
「しましま」と「ぐるぐる」に赤ちゃんも釘付けになること間違いなし!
出産祝いなどのプレゼントとしても人気の絵本です。
じゃあじゃあびりびり/まついのりこ
じゃあじゃあびりびり 改訂 (まついのりこのあかちゃんのほん) [ まつい のりこ ]
リズム感のある言葉がたくさん並んだ、初めての読み聞かせにもおすすめの絵本です。
水道や紙、踏切など、身近なものが題材になっていて、タイトルの通り「じゃあじゃあ」や「びりびり」などのオノマトペで遊べます。
赤ちゃんへの読み聞かせはもちろん、簡単な言葉が並んでいるので、幼児期になったらひとりで読める絵本としても大活躍してくれますよ。
いないいないばあ/松谷みよ子
いないいないばあ (松谷みよ子・あかちゃんのほん 1) [ 松谷 みよ子 ]
1967年に発売された超ロングセラー絵本。
子どものころに読んだことがある、というパパママも多いのではないでしょうか。
赤ちゃんはいないいないばあが大好きですよね!
「にゃあにゃあが」「くまちゃんが」と、いないないばあを繰り返し語りかけるのもこの絵本の魅力。
何度も何度も繰り返し読みたくなる絵本です。
赤ちゃんのときから絵本を取り入れよう
絵本は赤ちゃんにとって大きな刺激になるのはもちろん、パパママにとっても赤ちゃんとのコミュニケーションを取れる大切なツール。
どんな絵本を選べばいいか迷ってしまいますが、どの絵本を選ぶかはそれほど重要ではありません。
パパママが赤ちゃんと時間を共有したり、パパママが楽しく絵本を読んであげたり、その時間が大切です。
赤ちゃんの成長に合わせて、興味のありそうな絵本を選んであげてくださいね。